7.08.2013

皮膚炎ほか、もろもろ獣医Day

週末は獣医さんへ行きました。皮膚炎の診察がメインだったのですが、あわせて気がかりだったことをもろもろ診ていただいたので備忘録として残します。

■皮膚炎
グッドニュースとバッドニュースで一進一退。

下半身とシッポに湿疹が出始め、掻きこわしてしまったところもあり、検査してもらう。マラセチアが悪化してしまったか?と危惧していたが、前回同様、マラセチアは常在菌レベルほどの数しか認められないとのこと。完治と思ってよさそう(ワーイ!)。今後は再発予防が大事。

しかし湿疹の原因は、細菌性皮膚炎だそう。細菌種類の特定には至らなかったが、球菌の一種のもよう。真菌(マラセチア)が解決したら今度は細菌。こればかりは短期的にどうにかなるものではないので、ねっこから解決するにはやっぱり免疫力と皮膚のバリア機能そのものをあげていかないと。

悩んだものの、ステロイド(プレドニン)3日分と抗生物質(ラリキシン)7日分をもらってきた。キャスカが来てから犬の皮膚トラブルについて学び始めたわけだけど、本当にさまざまな情報が錯そうしているという感じで困惑する。


自分自身もほとんど使わないし、ケミカルなものとはなるべく距離をおきたいのだけれど、今回はDrと相談の上、短期的な使用にして取り急ぎカユミと炎症をスピーディにおさえようと思う。去年の状態を知っているだけに(レスキュー当時、頭以外マルハゲだったのだ)掻いたり噛んだりがクセになってしまうのは本当にかわいそうだ。まずはケミカルの力を借りてでも、最初に叩く方針を試してみよう。

この間、シャンプー頻度をあげて経過観察のうえ、長期的にはノンケミカルにしていければいいのだけれど。サプリ効果にも期待しつつ。ひとまず早く痒みがおさまりますように。

■外耳炎
これはもう日本に暮らす垂れ耳犬の宿命のような気もするが、気温があがるのに比例してあまりよろしくないので、真菌性(つまり耳のマラセチア)か細菌性かを検査してもらう。

...細菌性だった。こちらも念のため耳に入れるお薬を出しておいてもらう。白いクリームみたいなの、と言ってて毎回薬の名前を忘れてしまうので今回はメモった。正解=オトマックス よくよく調べてみると、こちらにもステロイドが入っていて凹む。

手元においておいて、急に悪化してしまったりという場合にのみ使おう。

■狂犬病ワクチン
レスキュー後の去年10月に打っているので半年たたずに再度打つのがいやで伸ばしていたのだが、今回あわせて打っていただく。1か月あければ大丈夫という説明を受けるけれども、自分におきかえたらそんな頻度はやっぱりイヤだ。

日本の狂犬病対策やらワクチン方針やらにはなんだか不信感がいっぱいで、調べ出したり書き始めたりすると、ギゃーーっという気分になるので割り切って割愛。 それにしても、ブツブツ...

■レントゲン
首輪の刺激で時々エホエホといやな感じの咳が出ることがあるので、ほんとうに念のため、なのだが気管虚脱の有無について検査してもらう。結果=虚脱ナシ。よかった!

保護犬はやはり過去がわからないだけに、慎重になる。推測にすぎないけど、キャスカを見てると係留飼いだった可能性もありえなくはないし、と。

■マイクロチップの確認
キャスカはすでにMCが入っているのだが、通常首のうしろにあるはずのものが、左足の付け根付近にあるというイレギュラー。皮が軟らかいためにどんどん下がってきてしまったの?というくらいしか推測できず。

うちに来た時にすぐ気づいたのだが、最初は何かのデキモノかと焦った。それにしては形状が人工物ぽいしまさかMC?と思って確認するとやはりそう。ひとまずほっといたのだが、今回は念のためスキャナで読み取り確認をしてもらった。結果=読み取り問題なし。

しかし懸案点はふたつ。1. 将来の破損の可能性。首の後ろより何かにぶつかったりする可能性は高い。 2. 迷子になって保護された場合、通常は首のあたりにスキャナをあてるので、今の位置だと気づかれない可能性もある。

#1はもう仕方ないのだけれど、#2については新しく迷子タグを作る際に、MC in 的なメッセージも入れてみよう。より注意深くスキャナをかけてくれることを期待して。


このほか、やはり念のためアイテムのフロントラインを3回分出してもらった。私は付けたくない派なのだけど、5月に里山歩きをした際にマダニ恐怖体験をしたものだから、安全弁?は持っておこうかと。1時間ほどの歩きで25ダニー以上のお買い上げだったのだ...

毛質と高めの体温(セターは体温高めの子が多いそうです)、行動(藪に突っ込むの大好き)からして、まあいかにもダニにたかられるタイプだとは思うのだけど、あまりにひどい。

皮膚炎のこともあるし、ダニと薬のリスクを天秤にかけると現状致し方なし。ただし、フロントラインにはダニが付くことを防ぐ効果はない。常用はせずにうまく使っていきたいと思っている。


憎い...おまえが憎い...



■医療費
¥29,242

内訳: 再診料¥1,000 外耳道処置¥1,500 耳垢検査¥800 皮膚検査¥1,000 X線検査1 ¥8,000 X線検査2 ¥1,500 狂犬病ワクチン¥3,000 フロントラインx3 ¥5,400 内服薬(プレドニン3日分)¥1,350 内服薬(ラリキシン7日分)¥1,400 点耳薬¥2,500

予約をいれ、次回はドッグドック。今のところ大丈夫そうですが、今後のフード見直しのためにアレルギー検査もあわせてしてもらおうと思います。


帰りの車中にて。疲れて不安気なキャスカ。ごめんね、よくがんばったね。


 家に帰って安心したのか、この後夕散歩までぐっすり寝てました。お疲れさま!


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