2.16.2014

セコム多忙、新たな戦い、真の敵の居場所

きょうのこと。

夫がくしゃみをすると、キャスカはだいたい別の部屋へ逃げていく。私がくしゃみをしてもへっちゃら。デシベルの問題なのだろうか?


もともとの気質もあるのかもしれないが、ひらたく言うと社会化不足と思われるキャスカは苦手なものが多い。大きな音は全般的にダメ、不意の音、聞いたことない音、見たことないモノ。びびりんぼうにもいろんなリアクションのタイプがあると思うけれど、キャスカは警戒吠えか逃げる。目下の天敵はバイクとスケボーだ。台車とゴミ収集車が次点かも。



我が家では、吠えてしまうときのことを「キャスカセコム発動」と言っている。そんなにリアクティブだとストレスがたまりそうで悩みの種だが、こればっかりはだんだんと慣れてもらうしかないと、気長にかまえたい。


そんなわけで、先週から雪かきの音にセコムが発動していた。雷や風の音は平気なのに、おもしろいなあ。牧場に住んであげられたらいいんだけどね。



夜には、とあるモノにも発動した。台所に向かって挑み吠えをしていたのでなんだろうと確認してみたら、対象はいつもと違うところにひっかけたゴミ袋だった。

2メートルから先に近寄れずにウーウー言っているし、袋をもちあげるとヒャア~と逃げていくので、クリッカーでちょっとずつ誘導。匂いをかげるところまで近づけたら、オソロシイものではないと納得したもよう。


納得したらしたで強気になったのか、新たな戦いを挑んでいた。先週ハードスケジュールだった夫のリクエストで晩御飯はカツキーマカレー。ゴミ袋に穴をあけ、スパイスの袋を食いちぎろうとしたところで試合終了とした。


うーん、目がコワイ。


昼間は快晴で、春のような陽気だった。雪かきされているところも、されていないところも、町内じゅうが雪解け水でいっぱい。


前回記事と同じ歩道橋。海の色も春みたいだ。ころばないようにとばかり気をつけていたのだが、真の敵は芝生広場にいた。
 

雪がとけて湿地になったような芝生部分に、椋鳥、浜千鳥、カラスに鳩にと群れになって勢揃いしていたのだった。 悪天候が続き、鳥たちもエサがじゅうぶんにとれていなかったのだろう。みな一心不乱に地面をついばんでいた。


ガンドッグに対してこの一貫性のなさがトレーニングの難航する理由だよなあと思いつつ、こりゃアカン...とズルズル引きずって撤収。ほんとうはキャスカが自主的に鳥から意識をはずすようにもっていかないといけないんだけど、多勢に無勢?ではかなわぬというもの。

私の葛藤やら自省やらをヨソに、うしろにいた夫はアハハハハとさわやかに嬌声をあげて写真をとってくれていた。かくして、キャスカのおかげで、我が家には笑いがたえないのだった。


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